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マーブル ・フェノミナン

                         

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アマツカゼ◆◇お芝居の感想編@青山劇場

(凪がいました編 より続き)

「プーシリーズ」第一作「戦国・風」に登場する風助は、人を斬ることを避け、話術と知恵で戦国の世を渡っていく希有な存在。刀の代わりにしゃもじ持った大野くんがなんかかわいい。今回の第四作「アマツカゼ」は〜Episode 1 と銘打ち、風助がいかにして武器を捨てるにいたったか、妹を奪われ復讐心に燃えていた凪がいかにして「風」になったか・・風助=凪、という、スターウォーズサーガを思わせる、ヒーロー誕生秘話のようなつくりになっています。↓

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きだつよしさんの描く人物像は、主役の凪をはじめ、凪を慕う女忍者陽炎も、陽炎に恋をする放蕩坊主の仁雷も、風助のプロトタイプとして凪を助ける虱も、怜悧な清らかさをたたえた妹のおりんも、凪が復讐を誓う強大な敵の不動ですらも、ひたすら真っすぐに前を向いています。

それぞれのキャラクターの存在感がぶれることなく、役割、人物相関図がしっかりしていて、重要なシーンごとの知恵のあるセリフによって物語の向かう方向がわかりやすく示され、ゴールに向かって迷いなく進んでゆけるテンポのよい演出でした。

「戦いの物語」というファンタジックな要素を軸に、自らを取り巻くすべての葛藤を通過儀礼のように受け止めつつ、様々な想いが人から人へと受け渡されてゆく。不条理な世への怒り、力への畏怖、大切なものを守りたい気持ち、自分の無力さへの絶望、人の心の冷たさ、あたたかさ...いろんなものが渦をまき、最期には自由に解き放たれた風になる。。という、渾身の感動スペクタクルアクションなのです。

でも、ほんとは...よくわかんなかった。わたしは自分とまわりの感情をリンクさせることがあまりない。冷めてることが多いんです。だからこの「プーシリーズ」の大きなテーマである「時代を超えた熱い想い」や、きださんが描こうとする「風」の意味、役者さんたちのシャープな演技を目の当たりにしても、なにも、感じられなかった。なんとなくの気分で、お芝居がはらむ理想の着地点を予感できても、それを受け入れる器がない。メッセージがまっすぐに胸に響いてくるような舞台の世界観は、まさに「触れたことのない文化」でした。

ただ、ずっと、弧高のヒーローを演じる大野くんの、類い稀に純粋で、どこか憂いを帯びていて、それでいて芯のある存在感に、手の届かない遠くから、見とれてる感覚でいました。

とはいえこまかい部分で気になるところもたくさんあります。

布を効果的に使ったりなどの小道具の知恵と工夫、脇をかためるキャストの踊り、スローモーションでの動き、などで、そのシーンごとの凪の心情が巧みに表現されており、感心することしきりでした。物語の終盤まで「勝てない殺陣」であるためか、凪だけがことさらひきたつような演出は意外と少なかったです。

美術的な面では、素人のつたない考えですけど、踊り子さんたちの衣装がカラフルすぎた気がしました。もっと色合いにダークで猟奇的な要素を取り入れたら、大野くんがひとりぼっちな感じとか、芦名星さん演じるおりんの神々しいまでの美しさと内面の妖しさが映えるのでは、とか思いました。

あと、あえてなのかもわかんないですけど、大野くんに対する絡みがポイントごとにあった。佐藤アツヒロさん演じる山城不動が凪を「わかるぞ、お前の気持ち」とか言いながら後ろから抱いたりとか。アツヒロさんは凄みのあるかっこいい方なので絵になって美しかったですけど、きださん演じる虱が凪をやたらと触るのは、ヴィジュアル的になしだな。大野くん単にくすぐられてるっぽかったもん。 それもかわいかったけど。

そんなこんなで「絵になる美しさ」がひきたつコントラストはちょっと物足りなかったのですけど、生まれてはじめての舞台観劇でかなりのぼせてたし、きっと何度も観たらディテールの深みが理解できて、さらにおもしろいのでしょうね。

        
       
     舞台での大野くんは 超きれいで 神がかってた

    

 ◆ *みぎ の さる さ に しめし* ◇◆



                   ◇◆ アマツカゼ 吹く◆◇*



大野くん ありがとうございました。すばらしかったです。
観ることができたなんで、ものすごく幸せです。
東京公演が終ってしまってお祭りのあとみたいにさみしいですけど、
大阪公演までお怪我なく、無事に千秋楽を迎えられますようお祈り申し上げます。

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